齋藤宏の人体実験
録音テープ
おこし5
録音テープのテープおこし5
齋藤宏から母親へ掛かってきた電話。
齋藤宏 『いろいろその辺は、電話で話すのもあれだから、どっかで話したいな。と思う。』
母親 『そうしたら、先生、いつ、お時間あいてますか?』
齋藤宏 『いや。本当、時間ないので、早ければ明日でもいいし、あ~の~』
母親 『先生、例えば、まだ、主人が帰ってきてないものですから、主人が帰ってきてから、聞くつもりでいるんですけど、明日なら、先生何時ごろ、』
齋藤宏 『明日ね、夜なら。今日、僕、当直で。』
母親 『先生、疲れません。』
齋藤宏 『いや。それはいいんですけど、話せるタイミングは、そこしかないから、だから、うん。そうそう。こんな話し(人体実験の話し)は、絶対に出来ないので、あ~の~。ちょっと出来たら、場所を変えて(大学や神田警察署館内の近くはまずいと言っていた。)、話したい。』
母親 『主人、帰ってくるのが遅いんですね、たぶん、12時くらいだと思うんです。明日の朝、連絡して良いですか。』
齋藤宏 『ああ、いいですよ。』
母親 『そして、明日の夜会うようにってアポイントでっていう形で。』
齋藤宏 『どの位の時間になりそう、あと場所。』
母親 『先生は、何時が良いですか?』
齋藤宏 『え~。たぶん、明日は、僕、御茶ノ水に行く日なんですけど。7時には、おそらく、でれるかと思いますけど。』
母親 『どこにしましょうか?』
齋藤宏 『どうしましょうか。いや、逆にライアンさんたちが、どこがいいかって』
母親 『先生の都合の良い場所で言っていただければ、いきますので。』
齋藤宏 『僕は、御茶ノ水なので、東京都ですから、駅の近くであれば、どこでもいきますよ。』
母親 『御茶ノ水がよければ。御茶ノ水の近くって何かありましたっけ。』
齋藤宏 『いや、お茶の水はやめましょう。大学の近くは、嫌なので(大学や神田警察署館内の近くはまずいと言っていた。)、』
母親 『そうしたら、先生は、どっち方面からいらっしゃるのでしょうか?』
齋藤宏 『僕は、どこでも渋谷でもいいし。普段、ライアンさんが使われているどっかがあれば、そこでもいいですし。』
母親 『私達いつも六本木にいるんですけど、今、六本木に家があるものですから、渋谷で都合が良いところがあれば、おっしゃってください。』
齋藤宏 『六本木は、御茶ノ水から、そんなに遠くないので、』
母親 『そうですか。』
齋藤宏 『それでも、全然大丈夫、』
母親、 『たとえば、御茶ノ水え~っと、どこがいいでしょうか?先生、お車ですか。それとも。』
齋藤宏 『ああ。いや。電車なので、』
母親 『先生、何処って言ってくだされば、そこに行きますので、』
齋藤宏 『静かなところのほうがいいですよね。その辺は、そうだんしてもらって。僕、いきますので、その辺の作戦と言うかね。これ、ちょっと僕も、院内の人には、全く言えない話し(人体実験)をしているので、ちょっと、まあ。それは、ご理解していただいて、ちょっと。』