​録音テープ おとり捜査
​息子の様態を聞くために、電話した私に対して、河村医師は、以下の内容を言いました
河村医師 『電話では何も話せません。』
私    『どうしてでしょうか?』
河村医師 『警察のおとり捜査の可能性がありますので、』
私は、この言葉を聞いて、本当に驚きました。
日大板橋病院の医師の口から、おとり捜査などという言葉が、飛び出すとは、想像もしていなかったからです。
まさに、『えっ!』という感じでした。
日本大学病院では、何度も聞いていた言葉でしたが、まさか、板橋の医師の口からも聞くとは?と驚きました。
私は、冷静さを取り戻さなくてはならない。と考えながら、医師の名前を確認したのですが、本当にショックでした。息子が、何かされている可能性を感じました。
結局、この時、息子は、全身に数か所の褥瘡が出来た状態で、敗血症になり、苦しんでいたのです。
 
この事実は、私にも主人にも隠されていました。
『おとり捜査』って、自分たちが、悪い事、罪になる事をしてい無ければ、怖がる必要のない事です。
 
それを、医師が、口にするとは、思えない言葉でしたので、息子の身に何か起こっているのでは。と思い、大阪に出張に行っている主人に、すぐにとんぼ返りさせ、病院に行ってもらいましたが、主人は、『Jimmyは、何か、いつもより、更にとても苦しんでいるけど、原因がわからない。』と言っていました。
 
この時、主人は、身体のあちこちに、沢山のガーゼが付いていることに気が付き、看護師さんに、『このガーゼは何ですか?』と、聞いています。看護師さんは、この時、主人に、『あっ!触らないでください。寝返りができないので、ガーゼを当てています。』と言って触ろうとする主人を諫めました。
 
しかし、実際には、この時、このガーゼの下には、骨まで見えるほど、えぐれた状態の褥瘡があったのです。
息子が痛がるのは当然です。
​褥瘡は痛み止めやモルフィンも効果が無いほど痛い。と言われています。
褥瘡は、数か月前からできていたそうです。
それを、数か月間も、私達に隠していたという事でした。
もし、その間に亡くなった場合は、原因不明の敗血症で亡くなった事にする予定だったようです。
しかも、村井医師に聞いた話では、息子は2度板橋で心臓が停止したそうです。一度目は、村井医師の前で痰が詰まったことが原因なのではないか?という事の様で、実際には、原因が判らないそうですが、村井医師の目の前で心臓停止したのだそうです。
 
2度目は、実際に、この褥瘡が原因で敗血症になり、血圧が急激に低下し、心臓が停止していたそうでした。
​しかし、実際には、この敗血症になった理由を、『原因が判らない。』と言って、心臓が停止するような事がありながら、それでも、褥瘡になった事を隠していたのです。
​どこまで、嘘をつく人たちだろうと、あきれていましたが、この褥瘡問題を追及した途端、医師が変わり、急に息子は、太り始めたのでした。